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自費診療のご案内

末梢神経障害や椎間板変性の痛みに対するパルス高周波法

当院では、末梢神経障害や椎間板変性に由来する難治性の痛みに対してパルス高周波法を提供します。これらの治療法は、日本をはじめ諸外国から有効性を報告する医学研究が数多く報告されており、日本ペインクリニック学会を中心として保険適応疾患の拡大を進める活動が精力的に行われているものの、現時点では保険の範囲内では治療ができません。治療費は神経根ブロック・パルス高周波法の保険点数に準じて下記のように設定しております。診断的ブロックは必須ではありませんが、パルス高周波法を受ける前に、責任病変を診断する方が良いと考えられる場合にはお勧めいたします。

諸外国では、特に痛み治療は自費診療や民間の保険を基盤とすることが多いようですが、健康保険・社会保険を基盤とした日本では提供できる診療技術が限定されてしまいます。少し規模が違うかもしれませんが、ノーベル賞の受賞対象となった「免疫チェックポイント阻害薬:抗PD-1抗体(オプジーボ)」という悪性腫瘍に対する非常に画期的な治療薬が、最初は悪性黒色腫に対してのみしか保険診療が認められなかったこととも似ています。高額な治療ほど、適応となる疾患が保険収載されるには時間がかかるのです。保険が適応されませんので全額が自己負担にはなりますが、保険診療に準じた費用で先進的な治療を受けていただくことができます。診察させていただいた上で適応について慎重に判断し、丁寧に説明させていただきますので、これらの痛みでお困りの方はお気軽にご相談ください。

費用

初診料・説明:5,000円

(必要に応じて)診断的ブロック:15,000円 

パルス高周波法による治療: 30,000円

血液検査が必要となる場合、別途5,000円の検査費用がかかります。

いずれも税別です。

変形性膝関節症の痛みに対する治療例

変形性膝関節症に対する膝内側部の難治性疼痛を訴えた患者に対してパルス高周波法を施行した治療例。身体所見・検査所見から伏在神経末梢枝が疼痛に関与していると診断し、超音波操作と電気刺激によって責任病変を同定し、パルス高周波法を施行した。

Shimizu S, Iwashita S, Sei Fukui, Hirotoshi Kitagwa. "Ultrasound imaging with an electric stimulant was useful in pulsed radiofrequency for chronic knee pain in the medial region."  JA Clinical Reports 2022に治療成果を報告した図表の一部を改変。

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